大和教会は聖書信仰に立つプロテスタントの教会です

　　「Ⅰテサロニケ5:16~18」

　　　　　ヨシュア苫米地牧師　

　　「悪いことを通しての祝福」

今日は、Ⅰテサロニケ5:16~18のみことばです。そして、テーマは、「悪いことを通しての祝福」です。みことばを学んで行きましょう。

聖書には、「つりあわぬくびきをつけてはならない」とあります。クリスチャンの方は、ノンクリスチャンと付き合いのある場合、その方が救われて、それから判断しなければなりません。ノンクリスチャンと結婚してしまった方は、すべては益となる、と主は語っておられます。二つのポイントがあって、一つは、感謝すること、もう一つは聞き従うことです。その中で益となって来ます。

例えば、上舘宣教師の場合は、ご主人が突然亡くなられましたが、軍の所属だったので、ご家族に、遺族年金が支給され、多額のお金をいただくことになったのです。それで、お家を買い、いろいろな短期海外宣教の派遣にも、参加できたのでした。そして、最後には、そのご家族の方が、協力してくださって、上舘牧師のアメリカ宣教の開始のお手伝いをしてくださる、と言う素晴らしい御業がなされました。まさに、感謝と聞き従うことを通して、すべてが益となったのでした。

皆さんが、今もし、困難の中を通っておられるのならば、すべてを感謝し、聞き従ってください。それを通して、主の素晴らしい業と恵みを見ます。この感謝と聞き従いは、強力な力をもっています。多くの方々は、良いことがくると祝福と見、悪いことが来ると祝福と見ませんが、この感謝は、良いことは良いこととして、主の業を進めるとともに、悪いことを通して、悪いことの背後にある、神のすばらしい祝福を引き出します。そしてすばらしい恵みを見ることになります。ですから、感謝と聞き従いと言うのは、祝福の重要なポイントである、と言うことを覚えておいてください。